【神戸国際大付】
	守備	選手名	打数	得点	安打	打点	ＨＲ	1	2	3	4	5	6	7	8	9
1	（左翼）	篠藤　貴司（２年＝左）	4	0	1	0	0	中安	･･･	左飛	･･･	右飛	･･･	一邪	･･･	･･･
2	（二塁）	真野　恵祐（２年＝左）	3	1	1	0	0	投ギ	･･･	遊安	･･･	左飛	･･･	･･･	右飛	･･･
3	（一塁）	石岡　涼太（２年＝左）	4	0	2	0	0	左安	･･･	捕邪	･･･	遊安	･･･	･･･	遊ゴ	･･･
4	（投右）	岡本　　健（２年＝右）	4	0	1	1	0	三ゴ	･･･	左安	･･･	中飛	･･･	･･･	二ゴ	･･･
5	（右中）	田中　　克（１年＝左）	4	0	0	0	0	一ゴ	･･･	三ゴ	･･･	･･･	三振	･･･	･･･	二ゴ
6	（中堅）	松村　尚哉（２年＝右）	2	0	0	0	0	･･･	三ゴ	･･･	死球	･･･	捕邪	･･･	･･･	･･･
	投手	大川　賢人（１年＝左）	1	0	0	0	0	･･･	･･･	･･･	･･･	･･･	･･･	･･･	･･･	一ゴ
7	（三塁）	石井　利典（１年＝右）	4	0	0	0	0	･･･	投ゴ	･･･	左飛	･･･	遊ゴ	･･･	･･･	遊ゴ
8	（遊撃）	下野　幹太（２年＝右）	3	0	1	0	0	･･･	投安	･･･	一邪	･･･	･･･	右飛	･･･	･･･
9	（捕手）	福田　優人（２年＝右）	3	0	0	0	0	･･･	遊ゴ	･･･	二ゴ	･･･	･･･	一ゴ	･･･	･･･
計	32	1	6	1	0

チーム	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
神戸国際大付	0	0	1	0	0	0	0	0	0	1
今治西	0	0	0	0	0	0	0	0	2	2

【今治西】
	守備	選手名	打数	得点	安打	打点	1	2	3	4	5	6	7	8	9
1	（遊撃）	浜元　大希（２年＝左）	4	0	1	0	左安	･･･	遊直	･･･	三ゴ	･･･	･･･	遊ゴ	･･･
2	（中堅）	合田　亮弥（１年＝左）	3	0	1	0	右２	･･･	四球	･･･	･･･	二直	･･･	遊飛	･･･
3	（投一投）	日野玲央奈（２年＝左）	4	0	0	0	二ゴ	･･･	二ゴ	･･･	･･･	三振	･･･	中飛	･･･
4	（三塁）	関　裕一郎（２年＝右）	4	0	1	0	三振	･･･	･･･	右安	･･･	中飛	･･･	･･･	三ゴ
5	（右翼）	倉渕　　俊（２年＝左）	3	0	0	0	･･･	一ゴ	･･･	一ギ	･･･	･･･	左飛	･･･	三邪
6	（左翼）	武内　純平（２年＝左）	3	0	0	0	･･･	三振	･･･	三振	･･･	･･･	捕ゴ	･･･	･･･
	代打	佐々木裕弥（２年＝左）	0	1	0	0	･･･	･･･	･･･	･･･	･･･	･･･	･･･	･･･	四球
7	（一塁）	井上　陽介（２年＝左）	1	0	0	0	･･･	三振	･･･	･･･	･･･	･･･	･･･	･･･	･･･
	打一投一	林　　正也（１年＝左）	2	1	1	1	･･･	･･･	･･･	遊失	･･･	･･･	死球	･･･	右３
8	（捕手）	見乗　健人（１年＝左）	4	0	3	1	･･･	･･･	左３	･･･	捕ゴ	･･･	遊安	･･･	左安
9	（二塁）	有友　裕哉（１年＝右）	1	0	0	0	･･･	･･･	一ゴ	･･･	･･･	･･･	･･･	･･･	･･･
	代打	丹下　喬介（２年＝左）	1	0	0	0	･･･	･･･	･･･	･･･	遊ゴ	･･･	･･･	･･･	･･･
	二塁	高下　遥平（２年＝左）	0	0	0	0	･･･	･･･	･･･	･･･	･･･	･･･	･･･	･･･	･･･
	打二	藤本　晃平（２年＝右）	1	0	1	0	･･･	･･･	･･･	･･･	･･･	･･･	･･･	右安	･･･
	走二	長井　大樹（２年＝左）	0	0	0	0	･･･	･･･	･･･	･･･	･･･	･･･	･･･	･･･	･･･
計			31	2	8	2

	選手名	回数	打者	球数	安打	三振	四球	死球	失点	自責
	岡本　　健（右）	5 -	19	69	4	4	1	0	0	0
●	大川　賢人（左）	3 2/3	16	62	4	1	1	1	2	2

	日野玲央奈（左）	5 -	22	60	6	0	0	1	1	1
	林　　正也（右）	2 -	6	24	0	1	0	0	0	0
○	日野玲央奈（左）	2 -	6	17	0	0	0	0	0	0

神戸国際大附属高は過去に選抜大会へ２回出場。
２００５年にはベスト４へ進出した。
ＯＢに坂口智隆、塩川達也がいる。
今治西高は愛媛の県立進学校。
甲子園の出場回数は春夏通算２１回。
過去に５回ベスト４進出を果たしている。
ＯＢに藤井秀悟、藤本修二、高井保弘がいる。
野球に縁があると言えば長野翼アナも同校の卒業生だ。

神戸国際大附属高校１番左篠藤貴司　２年右左１６８／６５２番二眞野恵祐　２年右左１７５／７０３番一石岡諒太　２年左左１８４／７６４番投岡本健　　２年右右１７７／７６５番右田中克　　１年左左１７４／６８６番中松村尚哉　２年右右１７４／６８７番三石井利典　１年右右１７５／６８８番遊下野幹太　２年右右１７２／６７９番捕福田優人　２年右右１７６／７０今治西高校１番遊濱元大希　２年右左１７２／６５２番中合田亮弥　１年左左１８０／７２３番投日野玲央奈２年左左１７０／７５４番三関裕一郎　２年右右１７３／７５５番右倉渕俊　　２年右左１６８／５９６番左武内純平　２年右左１７０／６３７番一井上陽介　２年左左１８５／７３８番捕見乗健人　１年右左１７２／６３９番二有友裕哉　１年右右１７０／７３

１回表。先攻は神戸国際大附。
１番・篠藤が中前安打。２番・眞野がバントで一死２塁。
３番・石岡は左前安打で一死１、２塁。
４番・岡本は三ゴロ。篠藤が本塁タッチアウトで二死１、２塁。
５番・田中が一ゴロで無得点。

今治西の先発は日野玲央奈。
左上手投げ。球筋はややクロスファイヤー気味かな？
速球が常時で１２４～２９キロ。
今日のＭＡＸは１３１を記録した。
今までは１２６が最速だったらしい。
神宮はやっぱり「プラス５キロ」が目安になる。
変化球はカーブが９９～１１０キロくらい。
チェンジアップが１０５～１１０キロくらい。
スライダーが１１３～１２０くらいかな？
正直ちょっと分からなかった。

１回裏。後攻は今治西。
１番・濱元が左前安打で出塁。
２番・合田は右越え二塁打。濱元が本塁突入もタッチアウト。
３番・日野が二ゴロで二死３塁。
４番・関は１４０キロの速球で見逃し三振。

神戸国際大附属の先発は岡本健。
秋季近畿大会の決勝では大阪桐蔭を完封。
右の上手投げ。注目の本格派である。
速球は常時で１３５～１４０キロ。
今日のＭＡＸは１４２を記録した。
変化球はカットボール、高速スライダーが抜群。
１２６～１３４キロくらいの球速帯でグッと切れる。
縦変化と横変化があるけどあれは意図して投げ分けてるのかな？
この変化球はプロ級だと思った。
カーブかチェンジアップらしい球種が１２０～１２４キロ。
あとツーシーム系を投げていたかもしれない。

３回表。
神戸国際大附は一死から２番・真野が投手強襲安打で出塁。
眞野は次打者の２球目に二盗成功。一死２塁。
３番・石岡が捕邪飛で二死２塁。
４番・岡本は内角球を引っ張って大ファウル２発…。
結局レフトフェンスを直撃するタイムリー。当たりが良すぎて二死１塁。
＜神戸国際大附属　１－０　今治西＞
５番・田中は三ゴロで３アウト。

３回裏。
今治西は無死から８番・見乗が左中間を破る３塁打。
しかし９番・有友が一ゴロ。１番・濱元は遊直。
２番・合田は四球で二死１、３塁と望みをつなぐが…。
３番・日野二ゴロで追いつけない。

４回裏。
今治西は４番・関が右前安打。５番・倉渕はバントで一死２塁。
６番・武内は１３０キロのスライダーで空振り三振。
代打・林正也は遊ゴロエラーで生きる。
しかし関が三塁をオーバーランしてタッチアウト。３アウト。
林正也はそのまま一塁の守備に入る。

６回表。
今治西はこの回から二番手投手に林正也を起用する。
日野玲央奈は一塁に入ってポジションが入れ替わった。
林は１７５ｃｍ・６５ｋｇの登録。もう少し大きく見えた。
右上手投げの１年生である。
速球は１２６～１３８キロ。
スライダーが１１０キロ台。カーブが１００キロ前後だと思う。
林は６回、７回の攻撃を三者凡退で打ち取った。

６回裏。
神戸国際大附属は二番手投手に大川賢人を起用する。
岡本健はマウンドからライトに向かった。
大川は左上手投げ。１７０ｃｍ・６２ｋｇの１年生である。
速球は常時で１２０キロ台。今日のＭＡＸは１３１を記録した。
変化球はスライダー。球速帯は１０６～１１９キロかな？
切れ、制球と抜群でかなり多投していた。
他にスローカーブが１球。９０キロ台だった。
なお今治西は２番、３番、４番と上位が三者凡退。

７回裏。
今治西は二死から７番・林が死球。
８番・見乗は三遊間深くに運ぶ遊ゴロ。
悪送球を誘って記録はヒット＆エラー。二死１、３塁。
代打・藤本晃平はスライダーに合わずカウント２－０。
ここで場内がどよめく。三塁走者がスタートを切った！
やや遅れて一塁走者もスタート。
しかし大川賢人は冷静に本塁へ送球。
本塁タッチアウトで林正也のホームスチールは失敗に終わった。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^一塁走者だった見乗は７回２死一、三塁では、わざと倒れ、その間に三塁走者が本塁を狙う重盗を試みたが失敗。どうしても踏めなかった本塁を、最後の最後になって２度奪い取った。(from news)
８回表。
今治西のマウンドには先発の日野玲央奈が戻る。
日野は８回、９回とパーフェクト。
今治西の投手陣はすっかり持ち直して味方の反撃を持つ。

８回裏。
今治西はこの回先頭の９番・藤本が右前安打。
１番・濱元は遊ゴロ。
一塁走者はスタートを切っていて微妙なタイミング。
二塁手が塁を踏んでないように見えたが判定はフォースアウト。
藤本晃平は不服だったのか二塁からしばらく離れない一幕も…。
試合は一死１塁で再開する。
２番・合田は遊飛で二死１塁。
３番・日野の初球に濱元が二盗成功。
日野はカウント２－３まで粘るが中飛。
今治西は７回、８回と得点圏に走者を進めつつ得点できない。

９回裏。
今治西は４番・関が三ゴロ。５番・倉渕は三邪飛。
簡単に打ち取られて二死無走者…。
ここで代打の切り札・佐々木裕弥が登場する。
秋季四国大会では二打数二安打らしい。
佐々木はバットを揺らす独特の構えで投手を威圧。
大川賢人は突然にリズムを崩してストレートの四球を与えてしまう。
７番・林は追い込まれてカウント２－１。捕手は外角に構える。
しかし大川の速球が高く入った。林正也はこれを強振。
高く舞い上がってライトフェンス際に届く。
打球は岡本健のグラブを掠めてフェンス直撃。
これが起死回生の同点タイムリー三塁打となる。
＜今治西　１－１　神戸国際大附属＞
８番・見乗はカウント１－２から三遊間に流す。
左前タイムリーで林正也を迎え入れて今治西が劇的なサヨナラ勝ち！

見乗健人は４打数３安打と大活躍。
今日のラッキーボーイだった。
１年生ながら安定した捕球、リードを見せた。
おじいさまが元プロ野球選手らしい。
安打　　　　　２１２　０１０　０００　６四失神戸国際大附┃００１｜０００｜０００┃１１０今治西　　　┃０００｜０００｜００2X┃２３２安打　　　　　２０１　１００　１１２　８今治西：日野、林、○日野－見乗神戸国際大附：岡本、●大川

今治西は粘りを見せて勝ち上がり。
２回戦は中国地区代表の開星高校と対戦する。

先発の日野くんはとても粘り強いピッチングで、バックの守りも堅かったです。

攻撃の方は序盤のチャンスを走塁のミスで逃すという嫌な展開。

6回から代わった林くんのピッチングで流れが変わりました。

しかし、林くんが右肩にデッドボールを受けて再度日野くんが登板。

8回裏の攻撃で明らかな誤審でチャンスを潰すも、9回２死ランナーなしからあきらめない攻撃は素晴らしかったです。

応援していた父兄の方や今西OBと思われる方が大喜びしたのは当然ですが、

その場にいた四国と関係のない野球ファンまでが興奮して大きな拍手を送り「素晴らしい試合だった」

「さすが四国の王者だ」と言っていたのがうれしかったです。

試合中は厳しいゲキを飛ばし続けていた大野監督が、試合後のあいさつでいい笑顔を見せていました。

そんな中でも日野くんはきりっと引き締まった表情で、次に備えていたのも印象に残りました。

東京で今治西の試合が見れて、しかもサヨナラ勝ちなんて、本当にいいものを見せてくれました。

（慶応高校を応援するブログより）

塾高は神戸国際大附に４年前甲子園準々決勝で対戦。その試合は見ていないので、今日が実際に見るのは初めて。
一方今治西は３年前と今春に甲子園で観戦。４年前ウチがボコボコにされたリベンジを今治西に期待するわけじゃないが、早稲田の宇高の母校でもあるし（宇高が打ったファールボールを拾ってピンバッジをもらった）、塾高にも今治西中学出身の宇高がいるので、なんとなく今治西を応援。
ところが、今治西のシートノックを見ていたら、全国大会によく出てこられたなと思うくらい捕球はポロポロ、送球はアサッテの方向。ひょっとしたら神宮で優勝するには、こうじゃなきゃいけないのかもしれない、などと去年のウチの姿と強引に重ねてみる。
心配された今治西の送球がアシタになる危なっかしい場面もあったが、なんとかノーエラーで凌ぐ。
今治西の初回の拙攻が惜しかったなぁ、という展開で淡々と進む。「おっ」っと思ったのは、今治西のホームスチール（結果アウト）の場面くらい。

■林、見乗の１年生コンビは七回にはトリックプレーも敢行した。２死一、三塁で一塁走者の見乗が転んだふりをする間に、三塁から林が本盗を試みた。アウトにはなったが、「いつも練習しているプレー」（見乗）で、相手にじわりと圧力をかけたのも勝利の一因となった■

ランナーもいいスタートだったのでセーフかなと思ったがキャッチャーもいいブロックだった。１－０で９回ツーアウトランナーなし。そこから四球、適時三塁打、適時安打と逆転サヨナラ。今年はツーアウトランナーなし４点差の逆転劇を見ているだけに、特筆することでもないかもしれないが、第三者的にはこういう展開の方が面白い。
神戸のピッチャーもいいピッチャーだった。

（敵ファンのブログより）

ショック！！
９回２アウトランナーナシから神戸国際大付がまさかの逆転サヨナラ負け～～～（（＞＜））

今日は国際大の岡本投手も調子がイマイチでしたが、なんとか５回まで０点に抑え、大川投手に継投。
試合は投手戦で１－０のまま９回へ！！

後半はどちらかというと、若干押し気味の今治西。
こちらも６回から１年生投手の林君に継投し、その後、死球の影響か？８回からまた先発の日野投手に代わり、
６回以後は三者凡退に抑える好投ぶり。

国際大の打線が沈黙したまま最終回、なんとか逃げ切りたい国際大。
簡単にアウト２つを取り、２アウトランナーなしまできて、あと一人となった時・・・
なんとまさかのストレートの四球。
それも、はっきりボールとわかる４球。
嫌な予感。。。

勝負を急いでるのか？
岡本投手に交代は？・・・ここは流れを変えるためにも・・・と頭をよぎったが大川投手続投。

そしてバッターは林君。
２ストライクまで追い込んだあと、真ん中高めに入った打球は先発の岡本君が守るライトへ！！
一瞬「入ったか？」と思うようないいあたりでしたが、岡本君追いつき取った！！試合終了！！
と思ったが、ボールはグラブをはじいて転がった。。。

まさかの同点！！打った林君は３塁まで行き、その後、見事なサヨナラヒットで劇的な幕切れでした。

ん～～～～さすがは接戦を勝ち抜いてきた今治西の勝負強さは恐るべし☆
９回２アウトランナーなし～の怖さは十分知ってる国際大だっただけに、この負け方ほんとに残念！！
最後はなんともあっけない幕切れでした（＞＜）））。。。

（今日の１回戦の結果）

神戸国際大附
００１００００００＝１
００００００００２＝２
今治西
(神)岡本(5)、大川(3.2)－福田
(今)日野(5)、林(2)、日野(2)－見乗
▽三塁打　見乗、林(今)
▽二塁打　合田(今)

６回マウンドを降り、ライトの守備についた神戸国際のエース岡本君。

５回以降パーフェクトに抑えられ、１－０で迎えた９回裏２アウト

ストレートの四球

今治西、２番手でマウンドに上がった１年生林投手がフルスィング

あわやＨＲかと思ったライトフライが岡本君のグラブに…ゲームセット!!
と思った瞬間…落球

３塁打に同点

次の打者に三遊間をあっという間破られ、サヨナラ負け